しろ

忘れたくないこと

別れる選択肢は”逃げ”というコメント欄への違和感

 

 

 

これは、インスタのおすすめ欄を見ていたら出てきた投稿

 

ー”4年付き合っていた彼女と別れた友達の話。

 「ここ数ヶ月喧嘩ばっかりだったからさ。

  でも、別れてよかったよ。

  もう傷つけないでいいことにホッとしてる」

 って言っていたの絶対忘れない。

 本当に好きだったんだろうな。

 

 

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わたしも、本当に大切だったんだろうな

そう感じた。

 

でも何気なく開いたコメント欄の反応は全然違っていた。

 

「喧嘩ってお互い様だし傷つけるとか無いと思うんだけど、

 浮気でもしたの?」

「4年も付き合って別れるくらいならさほど好きじゃなかったのでは?」

「逃げただけじゃん」

「偽善者」

 

めっちゃびっくりした。全くその考えに至らなかったから。

 

わたしは、中学の時に出会った彼と結婚し

10年以上の付き合いになる。

 

学生の子どもっぽい考えから大人になるまでの過程や

同棲、結婚で幾度と無く食い違ってきた。

 

「なんでこんな子どもっぽい考え方しか出来ないんだろう」

「どうして家事手伝ってくれないんだろう」

 

結婚する時も何度も

「ダメだ、分かり合えない」と思い泣くことがあった。

 

大前提、喧嘩したいわけじゃ無い。

笑っている顔が見たいし

色んな価値観が合致していつでも仲良くしていたい。

 

でも、難しい時がある。

価値観なんて育ってきた環境が全く違うのに合致する方が珍しい。

 

 

喧嘩なんかしたく無いのに

毎日、毎日小さなことで言い合ってお互い傷つけて

一緒に居たいだけだしお互いより良くしようと考えているのに

それがどこかでねじれて意見が食い違う。もう最悪。

 

思ってないこととか

いつもは我慢できる様なことまで口にして

お互い無意味に傷つけ合う。

 

そして、ひとりになった時に

冷静になって相手を傷つけたことで自分も傷つく。

当然相手も同じく後悔し傷ついていると思う。

 

 

すごく大切だしずっと一緒にいるつもりであっても

お互いにどうにもならないくらい傷つけあってしまう

本当に地獄みたいな時期がある。

わたしはあった。しかも8年目とかの時。

 

私たちはお互いに食い違うことに飽きてしまい

干渉しすぎないことで運良くその魔の時期を超えた。

 

でも、その時期を超えるいい方法に着地していなかったら

大切ではあるけど、もう自分たちでどうにかできる

価値観のズレでは無いと判断し別れを選ぶこともきっと自然だろうなと思う。

本当にそのくらい辛い。

その方が相手がこんなに毎日毎日怒ったり、嫌な気持ちになったり

せずに済むし、むしろこんなに長く一緒にいて

ここに来てこうなってしまうのであればもう良好な関係にするのは

難しいんじゃ無いかって、長く付き合っていたっていう事実が

2人の関係に自信を無くさせるんだよね、そういう時って。

 

 

だから、このインスタの記事の男性は本当に彼女を愛していたんだな〜って

私は感じた!

 

もしかしたら時間が経ってお互い心に余裕ができた時に

今度は落ち着いてお互いを愛せるかもしれないもんね!

 

恋愛の形なんて色々あんのに

偽善とか逃げとかちょっと納得できなくて文字に残しちゃった。笑